※前回から一枚目の加工写真始めました。
Make haste slowly〜未知なる国Belizeの正体が明らかになる。
入国トラブルも一段落し、
グアテマラ・ベリーズ間の国境は何とか突破した。
早朝に出発し、バスに揺られ一悶着を終え国境を越えたのは昼ごろ。
何とかベリーズの首都ベリーズシティに到着した。
しかし、今日のゴールはここではない。
ここからボートに乗り小さな島へ行く。
ボート乗り場へ到着したのだが
どうやら出発してしまったばかりのようだった。
とりあえず日が沈むまでには目的地へ到着出来そうだったので
ベリーズシティを歩いてみる事にした。
この黒人の兄ちゃんは右も左もわからない自分へとても親切に対応してくれ
次のボートの時間まで荷物も保管してくれた。
ベリーズ。
中米唯一の元イギリスの植民地で
人種も他の中米諸国とは違いアフリカ系の黒人が多い。
公用語は英語だがスペイン語も通じるらしい。
そしてカリブ海に面したその国は、
メキシコ、グアテマラとは大きく雰囲気が異なった印象だ。
しかし、このベリーズシティ。
中米の国の中で最も経済の開発が遅れた国であり
マリファナやコロンビア産のコカインのアメリカへの密輸国として知られており
決して治安は良いとは言えない。
現に、少しボート乗り場から外れた道へ入ると
プッシャーやジャンキーがコチラをジッと見つめ、
こちらに何やら訴えかけて来る。
貴重品も持っていたし、トラブルは面倒なので
安全なメインストリートを散策した。
ジャマイカっぽいイメージ。
ドレッドやラスタカラーに身を包んだ
ヤーマンなオイちゃんも多い。
ATMも見付かり、無事にベリーズのお金もゲット出来たので
とりあえず昼食。
手頃で、現地人が集まりそうな飯屋を探す。
すると一軒の手頃な飯屋を見付けた。
入ってみると。。。
！！！！！
何と！下着屋とレストランの併設。笑
斬新な内装だね。。。苦笑
そしてボードに書いてある料理を注文してみる。
すると、殆ど
売り切れだと言う。
それもそうだ。
こんだけメニューに書いてあって
３種類のみ！！笑
名前的に美味そうな
Oxtailにしてみる。
しかし、チョイスは間違ってなかった。
バカウマ。
どれもこれもむっちゃ美味い☆
そしてコーラも絶妙。
Belizeのコカコーラ。
瓶のなのに
354ml。
うん。
絶妙な量だね。
決して都会とは言えない街並だったが
程よい散策が出来た。
ここからボートに乗ってカリブ海クルーズが始まる。
向かった先はキーカーカーという小さな島。
１時間近くボートに乗り日が沈みかけた頃に何とか到着。
しかし、狙っていた宿が満室だった為に
怪しい自転車に乗ったおっちゃんの紹介で
手頃な宿を見付けた。
高くもなく
安くもない値段だったが
海の目の前で、個室、クーラー付き☆
この島では多少の贅沢はするつもりだった。
この島で滞在する為に日程に余裕を持って訪れた。
何もかも忘れて馬鹿になる為に。
今でも十分に馬鹿になってるけど
とことん馬鹿になってやろうじゃないか。
今日はもうすっかり日が沈んでしまったので
海や島の散策は明日にした。
トラブルがあったので
移動がとても長く感じたが
到着してやっとゆっくり出来る。。。
半袖で歩ける程の心地よい気候と
ターコイズブルーの海
ここは歩いてまわれる程の小さな島。
まるでジャマイカにいる様な
ヤーマンな島人達。
決して豪華とは言えないが
それでもクーラー、シャワートイレ付きの個室。
そして目の前はすぐ海。
美味い飯
想像しただけで天国。
既に天国。。。
これから起こる出来事が何かとも知らずに
初日にして僕は抜け殻になった。
