べる のweb siteが完成しました!


べる のweb siteが完成しました!
作品の他、制作依頼、ご意見、ご感想を待ってます☆


facebookにて
Floating World べる のアーティストページが出来ました☆
皆様、 いいね! お願いします♪

2013年7月30日火曜日

ブライアン ヴァレス写真展での出会い。Bryan Valles Photo Exhibition






先日、同居人のtatsuと共に
銀座にある野口さんのREIJINSHA GALLERYに行った。
残念ながら野口さんにお会いする事は出来なかったが
現在、開催中で
アメリカより来日中のBryan Vallesの写真展を見る事が出来た。



たまたまタイミングよくBryan本人もギャラリーにいて
作品のイメージやコンセプトを聞く事が出来た。

彼の作品は自然に存在する
水や煙などの一瞬の表情を切り取り
彼独自のフィルターに通した躍動的で透明感のある美しい写真が特徴的だった。






つたない英語での会話。。。






不意に会話の流れでBryanと後日出掛ける事になった。



Bryanに「どこへ行きたい?」
って聞くと
「有名な観光地等ではなく、人が少ない場所方がいい」と。




その時点で、
自分の中で 「初対面の一、アーティスト」
から
「興味深いアーティスト」になった。












そうなると、どこがいいか考えた。


あらかじめBryanの作風を見て
ナチュラルなもの、自然がいいと思い提案したのは




大自然、鍾乳洞や滝だった。



幸い、自分の住んでいる場所が自然に恵まれている環境に近かった。



後日、Bryanとtatsuと自分の三人で出掛けた。





それまでiPhoneで撮影していたBryanも
プロのカメラマンのスイッチが入ったのか
壮大な大自然を前に一眼レフを出さずにはいられない!?




















飲み水を汲むBryan








日原鍾乳洞。
肌寒い鍾乳洞の中は
クソ暑い夏にはもってこいの避暑地。







Bryanも夢中。







二人のプロカメラマンに挟まれると
ついつい写真が撮りたくなってしまう。。。























































大好きなコケもいっぱい☆☆☆









































うまぁ〜〜〜〜い
飯を食って









本当ならオススメの温泉に連れて行くつもりだったけど、
時間がなくなったので
個人的にお気に入りの銭湯へ半強制連行。





お気に入りの露天風呂のある銭湯なのだけれど
古き良き日本の文化は伝わったのだろうか。。。


日本独自の
「裸の付き合い」

風習のない外国人にはやや違和感があったのかもしれないが



また次、来日した時に
「銭湯に行きたい」

と言ってくれたら嬉しいかな。笑




良き出会いと共に良き一日だったぁ〜!






ちなみに
Bryan Valles Photo Exhibition
は銀座にあるREIJINSHA GALLERYで開催中です☆


皆さん是非行ってみて下さい〜!




















これぞ、日本の伝統文化☆

2013年7月22日月曜日

「 べる のほっこり映写室 vol.4 」ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡 WASTE LAND






さぁ〜やってまいりました。





「 べる のほっこり映写室 vol.4 」!!!!







前回までは過去に観てきた映画の中でのオススメを中心に紹介してきましたが
今回は、
昨日鑑賞したてホヤホヤの作品です。




詳細はあとで紹介するので
まずは映画の紹介。















このコーナーではあらゆるジャンルの映画を
個人的な見解と評価で紹介していきます。

※よくある映画評論の様なストーリーに関するネタバレや解説などは
あまり好きではないのでそこまでの解説は入れません。






本日紹介するのはコチラっ!







「ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡」
WASTE  LAND



製作年  2011年
        国    イギリス/ブラジル
上映時間   98分








この作品はいわゆるドキュメンタリー映画。
しかし、
ドキュメンタリーという枠を超えた作品。







軽くだけあらすじを紹介します。




ブラジルのリオデジャネイロ郊外にある
世界最大級のゴミ処分場グラマーショ。

そんなグラマーショの
ゴミの山からのリサイクル品回収を生業とするブラジルの人々に
現代アートを代表するヴィック・ムニーズ目を向けたドキュメンタリー。




費やした期間は2年間。





その間にヴィック・ムニーズが働く人々とコミュニケーションをとり、


人の死体が転がっている様な悪い場所で、

悪臭、低賃金でも自分達の仕事に対して誇りを持ち

麻薬の売人や売春をせずに前向きに働き続けている人々の人生ドラマを知る。





それがヴィック・ムニーズというフィルターを通し
アート作品へと生まれ変わる。



まるで映画
シティ・オブ・ゴッド(City Of God)
の環境を違った側面から見ている気分だった。




一方、ヴィックと共にアート作品を作り続けた
グラマーショの人々にも心境の変化が現れる。


人々も、アートの素晴らしさを知り、
それぞれの人生に心境の変化が現れる。




そして時を経て

その作品達が完成し世に羽ばたいた時、
グラマーショの人々の想像にも及ばない作品へと変貌を遂げる。。。














限りなく映画に近いドキュメンタリー映画と言って良いと思う。















そんなこの映画の


評価は!



評価   ★★★★☆ (4ツ星半!)

(5段階評価としています。)

※注意
映画の受け取り方と楽しみ方は人それぞれなので
クレームは一切受け付けません。あくまでも参考程度にして下さい。



☆は4,5ではあるけれど、
過去に観たドキュメンタリー映画の中では
トップ5にランクインする映画でした。







この作品は米アカデミー賞へのノミネートや世界中の映画祭で
高い評価を受けたドキュメンタリー映画にもかかわらず
どうも日本では大きく取り上げられなかった作品。




基本的にドキュメンタリー映画というのは
歴史、史実をなぞっている分、
退屈な映像が多い印象だ。



しかし、この映画が示すものは
現代のアートだけではなく



実際に世界で存在する現実、悲惨さ
その中に存在する
ラテンの人々の底抜けの明るさと仕事への誇り

そしてアートというものが
生み出す無限の可能性が詰め込まれた映画。





アートをクリエイトする人間として
観ている最中に
アドレナリンが出っぱなし!




しかしこれは、
ただ単にアートのドキュメンタリーではなく

現在の日本人に足りない、
人間の持つ素晴らしさが詰め込まれている。









現在も渋谷のユーロスペースという映画館で
一日一回21時〜
レイトショーで今でも上映されています。



これ、かなりオススメです☆















あ、あとドキュメンタリーでオススメなのは
あの有名なバンクシーが監督をした

イグジット・スルー・ザ・ギフトショッ

Exit Through the Gift Shop

これも現代アートを題材にしていてかなり面白い☆