え〜私の好きなものを
またまた勝手に紹介していこうかな。と。
ステンドグラスやアートワークの紹介もしていきたいところだけど
制作過程ってかなり地味なんだよねぇ〜。
そしてちょっとずつ制作現場を見せてゆくのもいいんだけど
お楽しみは焦らす方なんで。。。
せっせと作業をしておりますので
また完成したらドギャッと見せます。
というわけで
「べるのほっこり映写室」に加えまして
新レギュラーコーナー
「べるの銭湯巡礼奇行」が本日より始まります。
しかしまぁ、
よくよく考えてみると
前から見てくれている人は知っているとは思うけど
古いブログでは
喫茶店の紹介や、
裏道好きから紹介し始めた「奥の細道」シリーズ、
そしてコレクションしているのは変わった杖。。。
気付いた人もいるでしょう。
考えてみて下さい。
まぁ映画は良しとしまして
銭湯
喫茶店
裏道
杖コレクション
一時盆栽に目覚めた事もありまして、、、
まぁわかりやすく言うと
完全にジジイやがな!笑
ジジイの趣味ばっかり!笑
でも10代、20代からこの素晴しさを理解出来た事をある意味
光栄に思います。
だってよくよく考えてみなさいよ。
人生の諸先輩方のおじいさんの趣味、
この方々は、いろんな人生経験を経て
そこに行き着いた訳だから、
それに早く気付けるのは、実は
凄い事なんじゃないか!
とも思ったりする訳です。
我ながら超ポジティブ☆
ついつい前振りが長くなりましたので
本題に入ります。
ただ今回はプロローグとしましてちょっと余談を。
本日、久々の昼銭湯に行ってきたのですがゲットしてきました。
この本では東京都内にある銭湯が網羅されているのです。
これで様々な情報を収集し
大好きな銭湯の未開の地へ巡礼が出来る訳です。
とは言うものの
まず
なぜそこまで銭湯が好きになったのか?
それは幼少時代に遡ります。
当時
うちの実家の家が老朽化の為、
建て替えをしていたのです。
家は工事が始まると
立ち入り禁止区域になり
家族は揃って、
向かいにあった倉庫に一時期、移り住む事になりました。
決して広いとは言えない空間で
トイレは何とかあったのだけれど、
そこには風呂が無かった。
その時に、
銭湯というものを初体験した。
銭湯まで家族と歩いてゆき
銭湯で家族団らんの時間を過ごした。
広い浴槽に
風呂上がりに飲むジュース。
そしてまた家族と会話しながら一緒に家まで帰る。
至って普通の光景ではあるが
それまで未体験の自分にとっては、
ちょっとした旅行気分を味わえる時間だった。
その頃の思い出を胸に、
時は過ぎ大人になってゆく。
そして一つの壁というか、
自爆というか障害にブチ当たる。
それは刺青(TATTOO)...
まぁご存知の通り、
私は派手な身体なのですが
刺青(TATTOO)を最初に入れる時に
将来への不安やデザインの後悔などこれっぽっちも考えていなかった。
人生に不安や後悔なんて付きものだしね。
若い頃からの流れでお硬い仕事にも就く気はなかったし。
ただ一番迷ったのが、
入浴施設に入れなくなる事だった。
実際、
格式高いホテルや旅館の大浴場や、
スーパー銭湯、
全国の温泉地では
未だに断られる事が多い。
今となってはそこまで珍しくもなくなった刺青(TATTOO)でも
やはりそこには日本の伝統や文化として存在する
罪人、ヤクザ文化は根強く残っている。
日本が日本である以上、
そこはず〜っと残っていくイメージだろう。
しかしね。
銭湯は違うんだよ。
もちろん番頭さんやお客さんで嫌な顔をする人ももちろんいるだろうが
そんな人間でも受け入れてくれる場所。
そして中では赤の他人同士でも会話が生まれたりする。
これからこのコーナーでは
銭湯の事をウザイ程に語っていくんだけど
あそこは
疲れをとる癒しの空間であり
差別の無い
私にとっては一種の
“聖地”
なのです。
そんな銭湯が
今、不景気の煽りを受け
どんどん少なくなっている。
なら銭湯の良さを紹介していこうじゃないか!
という訳で
プロローグが長くなりすぎたので
次回より始まります。
「べるの銭湯巡礼奇行」
はじまりはじまり〜〜〜!!!