第二部完結☆
始まりの前に終わりが存在しているのか。
それとも。。。
“two sides of the same coin”
あれだけ心配していたクリスマスもお祭り騒ぎで満喫しまくり
連日、屋台を楽しむ。
しかし、りんご飴好きとしては
メキシコのりんご飴クオリティーにはガッカリ。。。
やはり日本の味は再現しきれていなかった。。。
最後はゆっくりしようと思ってたけど、
時間というものは欲しい時に限って、いたずらに早く過ぎ去って行くもの。
悔いがない様にと必死にもがくも
欲望なんて計り知れないから、
せめてもの
メキシカンフード。
タコスに始まりタコスに終わる。
最終日。
いつも“ Hola Amigo!!!! ” (友達や親友)
と元気よく話しかけてくれる、アミーゴおじさん。
超〜〜〜癒し系。
自分は生粋の日本人だけど、
仲良くなると、ハグや握手などのスキンシップの大切さがわかる気がする。
帰国便には絶対に乗り遅れたくないので
予定通り搭乗時間の2時間以上早めに空港に到着し、
格安チケットの為
ここから三回の乗り換え時間を含む、
帰国までに30時間を超えるフライトの旅が待っている。
ボーディングパスをゲットする為にチェックインカウンターへ行く。
しかしスタッフの人数も少なければ対応も遅い。
その間、刻一刻と時間は過ぎていく。
結局、搭乗時間まであと40分前までせまり
待ちに待ってチェックインカウンターへ行くと
スタッフが言い放った言葉。
「チェックインの時間が遅すぎる為、
この便には搭乗出来ません。」
。。。
。。。
はははっ。
搭乗時間の2時間以上前に着いていたし
心配になって聞くと
係員からは大丈夫だと言われ、、、
それで、飛行機に乗れないなんて納得出来るか。
しかも帰国までの乗り継チケットも全て無駄になる。
人間ってピンチになったら意外にも英語がペラペラでるもんだね。
文法なんて無茶苦茶
勢い任せでいろいろ言ったら、
帰国するのに
メキシコ メキシコシティー
↓
U.S.A ヒューストン
↓
U.S.A シアトル
↓
成田
と二度の乗り換えを余儀無くされた格安チケットだったが
変更後
メキシコ メキシコシティー
↓
U.S.A ヒューストン
↓
成田
と一回乗り換えのスムーズなチケットに早変わり。
逆に気分良くなってしまい
怒ってゴメンと謝り
最後は握手して
「ハッピーニューイヤー。グッドラック。」
と言い合って円満和解。
最初の対応には正直ムカついたけど、とりあえずは言ってみるもんだね。
そして18:56発の飛行機に乗り込む。
でも飛行機、細っ!笑
そして21時過ぎにヒューストンに到着。
さてここからだ。
ヒューストンから成田へ向かう飛行機は翌朝の10:00今から13時間という待ち時間。
昼間ならちょっと街を見物と言いたいところだが
これでホテルに泊まったら本末転倒。旅の最後は
24時間の空港という事もあって空港泊にした。
今日のホテル。
しっかりベンチは横に寝れない様に作られてて。。。苦笑
まぁ熟睡は出来る訳もなく、搭乗時間まで時間を過ごす。
しかし、飛行機に乗ってしまえば、9時間以上のフライトも
寝て、映画観て、機内食喰って、寝る。
そして、、、
やっぱり落ち着くこの看板。
やっぱり旅はいいもんだね。
行って思う事。
やっぱり日本も天国だぁ〜〜〜。笑
という訳で昨年末に帰国し、
年始をだるんだるんで過ごす
という最高の形で新年を迎えたとさ。
本物のりんご飴〜〜〜涙
あぁ〜〜〜〜あ。
結局、
どこにいても天国ばっかじゃねぇか。笑
『べる のフーテン奇行第二部』
完
あとがき
今回の旅を終えて。
人々は死んだら天国に行くと望んでるけど
十分生きてるだけで天国みたいな場所はたくさんある。
まぁ天国というより楽園なのだろうが。
形の無い天国のイメージは人によって違うのと同じで
天国に求める物も人によって違う。
ただ、天国発言を連発していても
結局、自分は無神論者だし
天国というものはただの言葉に過ぎないと思っている。
結局のところ問題は人々が
今の自分の姿をどう捉え、感じているかの違い。
だから天国認定した場所は世界中でいっぱいあるし
日本の中でもたくさんあるし
ほんの小さな出来事の中にも。
多分、すぐ言っちゃう。
別に口癖ではないよ。
ちょっとした細道であっても、
数百円の飯であろうが、
銭湯の湯船に浸かっただけでも、
布団に入っただけでも、
楽しめる、喜べる心を養えるかだ。
こうやって自由に旅をしてて
自分の事を羨む人がけっこういるんだけど
別に、皆がその気になって動けば出来る事であって
本来なら、皆の置かれている仕事のある
生活の環境をワシが羨むべきはずである。
ただ、世界中には生まれながらにして
定められたレールを敷かれている生活環境の人もいれば
健康という身体を持っていない人は多い。
本当に自由を持つことすら許されていない人は存在する。
極論、言ってしまえば普通に生きているだけで十分贅沢なことである。
上を見てもキリが無いし、下を見てもキリが無い。
要は人を羨むのではなく
自分の置かれた環境を真っ直ぐ見て
自分の気持ちに素直になって生きて行く事が一番重要ではないかと思う。
って
悟った様な事を言ってるけど
結局の所、
こうやって過ごしている日々に
答えも無ければ、ゴールもない。
ワシに至っては
地位や名誉はもちろん仕事もなければ、金もない。笑
でもね。
「どうにかなるかぁ!じゃなくて、どうにかするでしょ!」
っていつも自分で思ってる。
楽観的に笑って人生を送りたいだけ。
馬鹿って得でしょ。笑
※実家で見付けた中1の頃の写真。笑
これからも
まだまだブログは続くからね☆