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2013年3月10日日曜日

サンクリの街を歩き放題、登り放題。




相変わらず旅ブログは遅れていますが
今日もふらふら〜〜〜っと
「べるのフーテン奇行」




サンクリの街を歩き放題、登り放題。





心地よかったオアハカの宿を出て
これから夜行バスに乗って
サン・クリストバル・デ・ラス・カサス

という長〜い地名の場所へ移動する。


このブログではお祭り満載、まるで天国の様なメキシコだが
前にも述べた様に
決して日本に比べて治安の良い国だとは言えない。





人の少ない深夜の時間帯にはトラブル、リスクはつきまとう。
その多くはバス強盗。

バックパッカーには常に節約がつきまとうのだが

バスにもランクがあり

低いランクのバスは
安い反面、所要時間がかかり、停車箇所も多いので
バス強盗のリスクが高い。

その為、出費は多くなってしまうが
少しでも安全面を考慮して
ランクの高い一等バスを選ぶ事が優先される。


でも考え方を考えれば
高いクラスのバスに乗っている人の方が
お金を持っている確率も高いし、別に警備が厳重という訳でもないので
一概に安全とは言えないんだけどね。苦笑



でも、乗車前にムービーで一人ずつ
乗車客の顔をしっかり録画して、もしもの時の対策はされている。




常に旅にはリスクがつきまとう。




それにしても1等バスは良いサービスが付いてるね。

待合所のコーヒーは飲み放題だし


コーラ、イヤホン、車内用のコーヒー等。

カフェイン取りまくりながらも
安心して夜行バスに乗れる。






そして朝までバスに揺られる



...zzz...







早朝、無事にサン・クリストバル・デ・ラス・カサスへ到着する。
ちなみに通称サンクリね。





ここがしばらく滞在予定のホステル
とりあえず荷物を置いて外へ出る事にした。










喫煙スペースでのんびりした中庭が魅力のホステル。






スタッフのはからいで
到着日にもかかわらず朝食を食べれる事に。





フリーブレックファースト
良くあるコーンフレークとミルクが主だが
魅力的なのは生絞りのオレンジジュースが飲める事だ。








オアハカよりも小高い山に囲まれた盆地にあるサンクリ。




のんびりした街だが
西洋人のヒッピーっぽい人々が魅了され
多くの人々が訪れる街の一つだ。



ある日

街の奥の丘の上に教会らしき建物があるのが目に入った。





こういうのを見付けるとついつい登りたくなってしまう。




しかし手前までやって来ると
やや気がひける。







でも元気があり余っているので
必ず登るのも事実。








登ってみると
サンクリの街が一望出来る素晴らしい景色だった。































まだ時間も早かったので
そして街をぐる〜〜〜〜っと一周。



街の反対側にも教会が見えた。






高さ的には同じ高さだが
その階段はジグザグになり

登る気がさらに失せる。。。


でも逆は登ってこっちは登らないなんて、

そんな気持ちの悪い事が出来なかったので気合いを入れて登る事に。






ゼェゼェ〜
息をたてながら
必死に登る謎のアジア人を
犬は不思議そうに見つめる。








まぁさっきの教会よりも見晴らしは悪く
景色は大して変わらない。

でもそんな事は想像出来るが






ゴール地点の教会が閉まっている
という何とも気持ちの悪い結果に。。。



「せめて階段の下に看板でも置いて、開いてるか閉まっているか教えろよ。。。」


一人でぶつくさ文句を言いながら降りる事に。










しかし、よく歩いた一日は
街の事を少しでも多く知る事によって
何かこの土地に近づけた気がする。





今日のサンクリの夕日はとてもキレイだった。








そう言えばサンクリでこんな出来事があった。







街を歩いていると
たまたま50ペソ紙幣が落ちていた。



50ペソと言えば
300円ちょいの金額。




別に手持ちに無い程困っていた訳ではないのだが
これは関西人の宿命。


ラッキーと言わんばかりにすかさず拾う。



すると同じタイミングで拾おうとした人がいた。



偶然にもそれは日本人だった。
(もちろん関西人。笑)




ここサンクリに在住している日本人夫婦で
話していると、今晩彼らのライブがあるという。



こんな偶然もそうないし、
これは何かの縁だと感じたので
急遽ライブを観に行く事に。






ちなみに拾った50ペソは
仲良く半分づつわけて




現地で拾ったあぶく銭は現地に還元という事で

目の前にいたカワイイ梅干しばあちゃんの作っている
小さな人形を買った。







夜、夕食を済まし
ライブ会場へ。


改装中という事だったが
とても雰囲気のあるバーだった。


まさかこのメキシコで日本人のライブを観る事になるとはね。






ライブが始まる頃には

こんなにこの街に日本人がいるんだっていう程
現地の人と共に日本人のお客さんがいた。



どうやらこのサンクリには有名な日本人宿があるらしく
多くはそこの宿泊者だった。



ライブは
奥さんのアズーちゃんがボーカル
旦那のコウイチさんがジャンベ
そしてギターは現地在住のオオツカさん

ピースなセッションバンドでした。







世界を旅していると
本当に日本人の旅行者の多さにビックリする。
不景気とは良いながらもやっぱり恵まれている国民なんだろうね。

貧乏とか金がないとか
現地の人々に言ってはいけない言葉だと最近思う。


だって現に、貯蓄で旅行をしている訳だしね。



貧乏や金がないという
言葉が通じるのは同じ日本人にだけ。


だから皆さん外国で押し売りをされそうになったらこう言いましょう!
「私は、日本人の中ではお金を持っていない方です!」











そういえば
海外に移住する日本人の多くは
あの東北の地震以降
現状の日本に違和感を感じ
思い切って移住している人が多くみられる様に感じる。




もちろんそれぞれの事情があるので
全員とは言えないが、
少なからずともきっかけとなっているとは思う。。。




ただ、言い切れるが
こうやって海外に移住している人は
自分にはない強い決意か目的を持っている人が多い。





普段は外国に来て日本人とばかり交流を持つ事が勿体ないと
考えてしまうが、こうやっていろんな人とあってみると。
何事も極端になるのも良くないなと思った。




やっぱたまに会うと
言いたい言葉を簡単に伝えれるからね。



とにかく

良い出会いをありがとう☆



2013年3月7日木曜日

旅立ちの前にアレブリーヘスリベンジ!そして先入観とイメージ。





旅立ちの前にアレブリーヘスリベンジ!そして先入観とイメージ。










心地よい気候と晴天が続くオアハカ。


落ち着いた街並と賑やかな人々。

死者の祭りの後だったという事もあって
観光客は多すぎる事無くとても穏やかな日々が続いた。







旅立つ日が近づいていたので
先日、惜しくも未完成となったアレブリーヘスを仕上げるべく
乗り合いバスに乗って郊外へ向かう。




前に訪れた時は、夕方に着いてしまったので作業時間が少なかったが
今日は万全の状態。




昼くらいには到着し
すぐに作業を始める。





今日は
良い日差しと、静かな村で
お菓子を食べ、旅の写真を見せのんびり話しながら作業をする。






そして数時間後!





いよいよ完成!!

完成した作品はコチラっ☆





















5センチ程の小さな立体物のキャンパスに
絵を描くって難しいね!

でもすげぇ〜楽しい!




小さなこだわりも。



しっかりウンコ踏んでます。笑




ワシらしいし

なかなかご機嫌な鹿?トナカイ?でしょ??











時間が余ったから急遽もう一個作ってみる事に☆

ちょっと急ぎやったから雑になってしまったけど

フクロウ。




でもひっくり返すと着物を着た猫になる。

日本とメキシコのコラボレーション。






あ〜これ楽しい!



何日でも作っていけそうな気がした。









この工房を営んでいるベニート

そしてアメリカからこの村へ嫁いだアイリーン

そしてそして息子のジョセフも今日は来ていたので記念撮影。


とても良い工房であり夫婦だった。


奥さんのアイリーンはまだ若いのに
賑やかなアメリカの大都会から
異国の小さな村へ嫁ぐことは大変な覚悟があっただろう。



愛は国境を越えるとはまさにこの事だね。



だって仕事をしているベニートは超カッコいいもん!


職人って素敵やね。






でも、小さな村でこういう工芸品を作っていく苦労話もたくさん聞いた。






一見、楽しそうだけど
苦労もたくさんある。


でもそれを夫婦力合わせて乗り越えて行く姿は素晴らしかった。



いつまでもこの家族が幸せである事を祈るよ。









アレブリーヘス作り。
想像以上に良い経験が出来た。

やっとコツを掴んできたとこなのに
このままでは旅人から
アレブリーヘス職人になってしまうので





旅の別れ。


最期の最期までとても名残惜しんでくれ
良い出会いと寂しい別れとなった。




いつか日本に来てくれたら嬉しいな。

そう言いながらまたアレブリーヘスを作りたくて来るかもね。









オアハカの街へ戻ってみれば


今日もこんな感じ。









どんだけ楽しい国なんだ。


それにしても民族衣装が可愛いね!





そして夜はお気に入りのハンバーガー&コーラ。




ここ、オアハカでも予想以上の滞在をしてしまう程
魅力的な出会いと経験をたくさんした。

書き始めたらきりがないのでこれくらいに。






簡単に言うと。


やっぱり
「オアハカも天国でした。」













オマケ



メキシコではこんな食べ物が一般的だよ。

ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。



!?!?!?!





コレコレ。


東南アジアでは恒例の昆虫シリーズ。

バッタはバッタ東南アジアよりも
ちょっと見た目はグロテスクかもしれないけどね。






ぐぇ〜〜〜〜〜って
リアクションをした君達。


冷静になって
よく考えてみなさい。












僕達の食べてる
タコやイカなんて
完全に宇宙人みたいやん。


カニやエビなんて見た目、
トゲトゲした身体に、無数の手足
目玉が飛び出てるし、プレデターみたいだし
得体の知らない化け物極まりないルックス。



そんな化け物の
中身をほじくり出して食べる。



カニの殻を剥ぎ取って
カニ味噌をチューチュー吸って
高い金だして美味いって!



って完全に奇行じゃないか!




しかも
タコは黒い謎のスミを吐くし
カニはハサミで攻撃してくるぞ!



どうだ!
恐ろしいとは思わないのか!!





そう思うとバッタなんて
超〜〜〜〜〜〜カワイイ☆





超ポップなんですけど〜〜〜〜↑







って思うと何でも食える。





経験と先入観に捕われてる時点で
ダメよ。






ついつい妄想が広がって
取り乱しました。

すみません。。。苦笑








そんなバッタちゃん。


さすがメキシコ。


味付けがやっぱり違う。




油でカラッと揚げてサルサ等のソースを使い
辛めな味付けになってます。




臭みもなければ、パリッとしてるし
本当にスナック感覚。

バッタ!!美味い〜〜〜〜☆

毎日食える☆







2013年3月5日火曜日

メキシコアートに刺激されクリエイトに大奮闘。






メキシコアートに刺激されクリエイトに大奮闘。










オアハカシティから乗り合いバスに揺られて郊外の街へ訪れた。

なぜなら、メキシコの多くの街には
曜日によって火曜市、金曜市みたいな形で
郊外の街が盛り上がるから。



やってきたのはオコトランという小さな町
ここの町の中心にはキレイな青い教会があった。






中の内装もかなりいい感じ。






教会近くの市場も多くの人が訪れ盛り上がっていた。






鳥達は生きたまま足を縛られ
売りに出されている。

何なら一部の鳥は袋詰め。



これからこの鳥達は
人間に買われ、殺され、食べられる。


その為に、ここに並んでいる。
残酷な言い方だが死刑執行待ち。



一見、可哀相と思うかもしれないが
日本のスーパーに売ってる状態でも何も変わらない。
考えればあれはあれで残酷だからね。


購入者が自分の手を汚していないだけ。





鳥達よいつもありがとう。
美味しく頂いてるよ。
「合掌」







そんな事を言っているうちに
お腹が減ってきたので


肉屋さんへ直行した。笑









前回も紹介したが
オアハカでは市場で購入し、その場で焼いて食べるのがポピュラー。














ね。美味そうでしょ?














オアハカに来てから
数多くの素晴らしいグラフィティーがあったのでちょいと紹介します。


























































ちなみにこのホームレスを題材にしている作品。











むっちゃデカイからね。




若者達が描くグラフィティーには
社会風刺やメッセージ。
アート感覚をストレートにぶつける
作品が多くて刺激になる。


世間体や形だけを気にした、
ただの美しい美術作品よりよっぽど
個人的には好き。






もう。
メキシコ人って天才。
自分の未熟さがわかるよ。。。
もっと精進せねば。







メキシコアートと言えば
民芸品でもあるアレブリーヘス。

カラフルでご機嫌な土産物。




ここオアハカでそのアレブリーヘス作りを体験出来る場所があるという事で
同じ宿の滞在者と一緒に作りに行った。







なぜはワシはトラックの荷台。
まぁ自らこっちを選んだんだけどね。













アレブリーヘスというのはこういった木の人形にペイントをして作られる。


人形作りも、ペイントも
もちろん全て手作業。





皆がそれぞれの好みにあった形を選んで
アクリルの様な顔料でペイントする。











選んだのは鹿。









。。。



これ、5センチ程しか無いくせに
ペイントするとなったら想像以上に時間かかるね。




作業場が外だったので
日が沈むと作業は強制終了。



途中、車のライトで
作業を続けるほど皆、黙々と作っていたが、、、




帰りのバスの時間が無くなりそうになっていたので








郊外から急いで乗り合いバスに乗り込み
オアハカシティへ戻る。






戻ってみれば
またもやお祭り騒ぎ。








メキシコ人の祭り好きは底なしやね。





















ここで
オアハカの隠れ激うまフードをご紹介。





屋台スタイルのハンバーガー屋さん。









パティとパンとハムをこんがり焼きまして




パンの上に
しっかり焼いたパティと
スライスチーズ
その上に
ハムと
オアハカ名産のオアハカチーズ
(日本で言うところの裂けるチーズ)






そして細かく切った
トマトとオニオンとピクルスとパイナップル





特製ソースをたっぷりかけて完成!!!






無茶苦茶美味いからね!!!!


死にウマ!!




チェーン店のハンバーガーなんて比じゃないほどの
美味さとコストパフォーマンス。


高くて美味いのは当たり前。



安くて美味い。

これが全て☆



あぁ〜書いてると
食いたくなってきた。。。



あぁ僕のハンバーガー。。。




















ところで体験で作ったアレブリーヘスはどうなったんだ!?

と思う方も多いでしょう。





それではお見せしましょう!








まさかの




未完成!!




皆さん可愛らしい素敵な作品を作り上げておりました。






5〜10センチサイズの物を作るのに

数時間。





やってみればわかる


楽しさと難しさと大変さと難しさと大変さと難しさ。


まぁそれが楽しいんだけどね。








市場やらのんびり観光してから向かってしまった為

夕方から始めて
日が沈むまで。





体験という事で

皆は何とか今日一日中で仕上げようと頑張って完成させた。



いっぽう、ワシは
ついつい凝り性というクセが悪く出てしまい

余裕で時間切れ。






まぁ形にはなっているのだけれど




やるからにゃトコトンやらねば!

妥協は敗北に等しい。




こんな作品じゃお見せ出来ん!

という事で





未完成の続きをやる為に


急遽

リベンジ決定!!!




体験教室パート2へ続く。。。